村田沙耶香『コンビニ人間』あらすじ・感想をネタバレなしで解説!

コンビニ人間 小説

本記事では、村田沙耶香著「コンビニ人間」を、ネタバレ無しであらすじや感想、レビューを紹介していきます。

まずは一言、今作

考えさせられる…

 

というのも今作、 「社会的にこうあるべき」というものを取り扱っていて、そんな中で、改めて自分にとっての幸せとはなんだろう?と考えさせられるような作品した。

その割にページ数は約100ページと、サクッと読めます!

購入時の参考などにしてもらえれば幸いです!

こんな人におすすめ!

  • 自分はちょっと変わっていると思っている人
  • 「こうあるべき」というものに疑問を持っている人
  • 「普通とはなんだろう」と思っている人

こんな人にこの小説は、深く共感でき、考えさせられるような内容になっていると思います!

【ネタバレなし】あらすじ

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。 ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、 そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

白羽だけでなく、恵子の友達や妹にまで、遠回しにコンビニ的生き方は恥ずかしいと言われ、結婚して、ちゃんとした仕事をしたほうがいいよと勧められます。

そんな中で、自分はどうするのか?どうしたいのか?と問う作品です。

Amazonのレビュー

コンビニの店員として社会に適応しているはずなのに、そうは世間が許さないと言わんばかりに周囲が主人公の特質を治らないの?もしかして同性愛者か?だとか矯正しようとしたり詮索したり挙句の果てには女性蔑視の塊のような男と家をシェアする羽目になったり、どうして「普通」じゃないと見なされた人の居場所は蹂躙されていくんでしょうか。ちゃんと働いて収入を得て生きてるのにね。 周囲の人々の言動にストレスを覚えるものの、主人公の古倉さんが持ち前の感性で ドライに対応している描写にこの人なりの処世術があるんだなって思いました。 Amazon
普通ってなんだろう?を考え続ける主人公。コンビニ店員として望ましい行動のみで淡々と生活を続けている彼女は、ある意味「好きなことで生きていく」の一つの形なのかもしれない。だが、正社員として就職するでもなく結婚するでもない、周りの目は冷ややかである。 私自身も、やりたいことと周りからの評価を無意識に天秤にかけて行動している気がしてならない。 あまりに軽快に話が進むので作者の存在を忘れるが、これを読んだあとは自分の価値観を考えざるを得なくなるように思う。 Amazon
普通がわからなくて怖くなる体験や、ちゃんと普通というものができていると思っていたが、実は周りからはそう思われていなかった時の恐怖感。自分の人生にも重なる部分があり、心が動かされる小説だった。 難しい表現などはなく読みやすいし、その中から様々な事を自己体験を介して考えさせられました。 短くてすぐに読み切れるので尚のこと、色んな方に読んでみて欲しい一作です。 Amazon

感想

自分は周りと違うことをやっているんだなとは思うけれど、私自身は別にいいじゃんと思う。でも社会がそれを許さない。そんなことをこの小説を読んで感じました。

私は学生時代に不登校気味だったのですが、自分の中では「僕は僕なりに頑張っている」と思っていました。でも周りは学校に行っているから、それが普通で、私は普通じゃない。そんなことに苦しめられた経験があるので、この小説には深く共感できました。

社会的にどうであろうが、普通じゃなかろうが、自分にとっての幸せとはなんだろう?と考えた上で、それを貫き通せるようなりたいと、改めて思いました。 読んでよかったです。

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